2016年7月にフジパンから全国発売された変わり種カレーパンを食してみました(※現在、九州エリアでは生産中止・・・)。
その名も「ごろっとハムのカレーフランス」。
カレーパンには珍しいソフトフランスをパン生地として使い、チーズパウダーを含むスパイシーなパン粉をまぶしたという一品です。
大枠のジャンルとしては揚げカレーパンではなく、焼きカレーパンにあたるものでしょうか。
割ってみるとビーフカレーと角切りのハムがゴロゴロと。
商品名通り、ハムがごろっと入っております。
実際口にしてみると、ふーむ。なかなかおもしろい食感。
焼きカレーパンって割りとしっかりとした生地のものが多いかなーという印象だったんですけども、このソフトフランスによる柔らかな歯ざわりは、どこか新鮮さを感じますね。
ソフトフランスに包まれたビーフカレーはマイルド。というか結構甘めかな。
ただ、スパイス入りのパン粉によるものか、全体の味わいとしてはちゃんとピリッと締めてくるところもあって、決してマイルドだけでは終わらない感じ。
惜しむらくはカレーの少なさでしょうか。パン全体の大きさを考えると、ちょっとカレーの量が足りないです。これはカレーパン好きにはちょっと物足りないかもしれません。
カレーパンは名前の通り、カレーが主体であるべきなんですよ。そういう意味ではちょっと残念感がほんのり漂ってきちゃいます。
しかし、ソフトフランスを使っていて、なおかつパンの形状的に、これ以上カレーを充填するのはなかなか難しいんだろうなぁ・・・。
ただ、肉感は結構しっかり。カレーに含まれる肉というよりも角切りハムのおかげなんですが、食べ終わったあとの充足感はしっかりあるので、小腹がすいた時の選択としてはアリなんじゃないかと思いますよ。